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放課後等デイサービス報酬
2024.01.08

放課後等デイサービス経営の重要ポイント!児童指導員等加配加算・専門的支援加算について

童指導員等加配加算と専門的支援加算

放課後等デイサービスを経営する上で、さまざまな加算の概要やポイントを把握しておくことは大切です。ただ、要項には専門的な記載や、分かりにくい記述もあります。そこで今回は、児童指導員等加配加算と専門的支援加算について、加算のポイントや注意点をまとめました。放課後等デイサービス経営者の方にとっては有益な情報です。ぜひ最後までお読みください。

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TS assistは、児童発達支援・放課後等デイサービスに特化したコンサルタントとして、豊富な運営経験を活かした専門的な支援を提供いたします。200店舗以上のサポート実績に基づき、職員の信頼関係構築や業務効率化のための具体的な戦略を提案します。

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児童指導員等加配加算・専門的支援加算とは?

児童指導員等加配加算とは、人員配置基準(サービス運営のために必要な最低限の人員)よりも多く職員を配置した場合に算定できる加算です。

専門的支援加算とは、専門的かつ個人的な支援を行う職員を配置することによって算定できる加算です。理学療法士・言語聴覚士などの専門的支援を行う人材が対象になります。

まずは人員配置基準を満たしていることが重要

これらの加算で重要なのは、人員配置基準を満たしているかどうかです。放課後等デイサービスを運営するうえで、必要最低限な条件として、以下の人員配置基準が設けられています。この基準を満たしていることが大前提です。

人員配置基準(定員10名の場合)

人員配置基準
管理者 1名 兼務可能
児童発達支援管理責任者 1名(常勤)
・児童指導員
・保育士
2名以上
(うち、1名以上常勤)
・半数以上は児童指導員または保育士
・半数以上は児童指導員または保育士とした上で、機能訓練担当職員(機能訓練をしていない時間帯)看護職員を基準配置に加えることができます。
※看護師の基準配置については必ず指定権者に確認しましょう。

児童指導員等加配加算について解説

児童指導員等加配加算は、上記の人員配置基準に加えて、「理学療法士等」を、常勤換算で1.0以上配置した場合に算定できるものです。

理学療法士等に該当するのは以下です。

児童指導員等加配加算・専門的支援加算4

 

児童指導員等に該当するのは以下です。

児童指導員等加配加算と専門的支援加算

その他従業者に該当するのは以下です。

児童指導員等加配加算と専門的支援加算

児童指導員等加配加算の単位

ではここからは、加算の単位について見ていきましょう。

児童発達支援、放課後等デイサービス(重心外)

利用定員 理学療法士等 児童指導員等 その他従業者
10人以下 187単位/日 123単位/日 90単位/日
11人~20人以下 125単位/日 82単位/日 60単位/日
21人以上 75単位/日 49単位/日 36単位/日

児童発達支援、放課後等デイサービス(重心型)

利用定員 理学療法士等 児童指導員等 その他従業者
5人 374単位/日 274単位/日 180単位/日
6人 312単位/日 206単位/日 150単位/日
7人 267単位/日 176単位/日 129単位/日
8人 234単位/日 154単位/日 113単位/日
9人 208単位/日 137単位/日 100単位/日
10人 187単位/日 123単位/日 90単位/日
11人以上 125単位/日 82単位/日 60単位/日

専門的支援加算について解説

専門的支援加算とは、人員配置基準に加えて、専門的で個別的な支援を行う専門職を配置している場合に算定できるものです。

 専門職員(理学療法士等)に該当するのは以下です。

児童指導員等加配加算と専門的支援加算

専門職員(保育士)に該当するのは以下です。 ※児童発達支援のみが対象

児童指導員等加配加算と専門的支援加算

児童指導員に該当するのは以下です。 ※児童発達支援のみが対象

児童指導員等加配加算と専門的支援加算

※5年以上実務経験のある保育士と児童指導員で加算を算定できるのは、児童発達支援のみです。放課後等デイサービスは算定できないので注意が必要です。

専門的支援加算の単位

ではここからは、加算の単位について見ていきましょう。

児童発達支援(重心外)

利用定員 専門職員
(理学療法士等・5年以上保育士)
5年以上児童指導員
10人以下 187単位/日 123単位/日
11人~20人以下 125単位/日 82単位/日
21人以上 75単位/日 49単位/日

放課後等デイサービス(重心外)

利用定員 専門職員(理学療法士等)
10人以下 187単位/日
11人~20人以下 125単位/日
21人以上 75単位/日

児童発達支援(重心型)

利用定員 専門職員
(理学療法士等・5年以上保育士)
5年以上児童指導員
5人 374単位/日 247単位/日
6人 312単位/日 206単位/日
7人 267単位/日 176単位/日
8人 234単位/日 154単位/日
9人 208単位/日 137単位/日
10人 187単位/日 123単位/日
11人以上 125単位/日 82単位/日

放課後等デイサービス(重心型)

利用定員 専門職員(理学療法士等)
5人 374単位/日
6人 312単位/日
7人 267単位/日
8人 234単位/日
9人 208単位/日
10人 187単位/日
11人以上 125単位/日

配置の具体例をご紹介

以下に、配置の具体例を3つご紹介します。児童指導員等加配加算と専門的支援加算

児童指導員等加配加算・専門的支援加算のポイント

ここからは、児童指導員等加配加算・専門的支援加算を取得するために気をつけてほしいポイントをお伝えします。

これらの加算は、いずれも事前の届け出が必要です。書類に不備があれば、加算取得は認められないので、きちんと要件や内容を確認し、書類を揃えることが大切です。

専門職員を新規採用する場合は、資格証や実務経験証明書などの必要書類を提出してもらうようにしましょう。また、退職のリスクも考えて、人員が定着してから取得手続きを行うようにすると安心ですね。

サービスの向上と、安定した経営のために、将来を見据えた採用計画も重要です。

童指導員等加配加算と専門的支援加算

申請の際は、きちんと加算の概要を把握し、不備なく書類を揃えることが重要。また、職員の退職などがあった場合は、要件を満たしているかきちんとチェックを。
不備があると、返金のリスクもあるので注意が必要です!
とはいえ、日々の業務の中で、そこまで手が回らない!というお悩みを抱えている方も多いようです。
実地指導の対策や減算のリスク管理も含めて、ぜひTS assistにご相談ください。

TS assistは放課後等デイサービスの運営をサポートします!

TS assistは、児童発達支援・放課後等デイサービスに特化したコンサルタントとして、豊富な運営経験を活かした専門的な支援を提供いたします。200店舗以上のサポート実績に基づき、職員の信頼関係構築や業務効率化のための具体的な戦略を提案します。

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